子宮がない未来
明後日の診察によって子宮摘出か決まる。
44歳でまだお若いですが、子宮筋腫のたび重なる併発に加え、腺筋症もあり。
リュープリン療法もピルも色々やってみた。漢方もやってみたし、コロナの前はお寺を巡ったり、色んなものにすがった。
何をどうしても抗えない。6年という月日が過ぎてしまった。
彼氏ができたのは3年前。
仕事の兼ね合いで遠距離。コロナ渦はライン電話で繋いでいた。
二人の間で子どもの話は出ていない。
ご本人も欲しいとは言わない。
それでも。
"1回くらい産んどきゃ良かったかな!"
そう言われて、何とも言えない気持ちになった。
子宮温存することになるのがよいか、とるのがよいかはやってみないと分からないだろう。
体は楽になるかもしれない、それならとも思う反面、二度と元に戻ることはないのと妊娠することもないという現実に、辛く悲しい時が来るかもしれない。
産んどきゃよかった。
こうなってみて初めて思う気持ちなんだろう。
明後日の診断結果がどうであれ、先の未来をまた話し合うしかないなと思った。
死ぬのではなく、生きていかなければいけないから。